小顔になりたいならボトックスがお勧め|副作用を事前にチェック

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若さを維持する力を持つ薬

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厳守すべき注意点を知る

美容の世界で名を馳せているボトックスには、筋肉の神経を麻痺させるという効能があります。麻痺というインパクトの大きな言葉を聞くと、ボトックスとは恐ろしい薬なのだと勘違いしてしまいそうですが、これには筋肉が緊張して固くなってしまった際に、筋肉を弛緩させる効果が期待できます。そのため、医療分野での利用が活発に行われており、特にストレスが原因で顔の筋肉が緊張状態になってしまう顔面麻痺などの治療に対して、大きな効果と成果を上げているのです。また、神経を麻痺させる効果は汗を抑える力も持っているので、多汗症で悩んでいる人の治療にも使用されています。ボトックスの活躍の舞台は医療分野に限った話ではなく、美容整形の分野でも有効性が認められています。美容面でボトックスに期待される主な効果は、加齢によって誰もが経験するシワを軽減、改善する事です。中でも筋肉の動きに関連して発生するシワに対しては、絶大な効果が見込めるとされています。この薬は、注射で改善したい部分へと注入されるのが基本で、値段は1本あたり1万円以上が相場です。ボトックス注射には、品質の違いによりピンからキリまで幅広い値段の設定があり、高いものでは数十万円もするものまであるようです。美容クリニックによって、取り扱っている種類が違うので、気になる場合には事前に確認してみると良いでしょう。その際、あまりにも安い値段を設定している場合には、品質管理や安全性が劣る可能性も否定できません。もちろん、値段が安いからといって必ずしも安全性に問題があるとは限りませんが、何かしらの副作用を起こすリスクが存在する事は事実です。実は、ボトックスを作り出す時に使用する原料は、毒性を持っているボツリヌス菌です。ボツリヌス菌は食中毒を引き起こす菌として有名で、時には死者を出すほどの強い毒性を持っています。特に、蜂蜜に多く含まれている事が知られており、腸内細菌のバランスが不安定な乳児に蜂蜜を与えては行けないとされているのは、ボツリヌス菌の危険性を排除するためです。ボトックスは、このボツリヌス菌を無毒化して、体に有効な薬として利用できるように加工しているので、毒素製剤と呼ばれています。食品やワクチンでも、カビや菌などの本来は人間の体にとって害となる素材を使って、生活の向上に役立てようとする試みは大昔から存在しており、決して珍しい事ではありません。しかし、類似の商品との大きな違いとして、ボトックスには特定の人が摂取すると重篤な副作用が発生する危険性が高まるという特徴があります。特定の人とは、妊婦や授乳期間中の人です。毒性を無力化したとはいえ、どのような状態の妊婦、胎児に対しても悪影響がないかと問われるとクエスチョンマークが付いてしまいます。ですので、万一に備えて避けられる副作用のリスクは避けるべきとの考えから、摂取対象者の制限が設けられているのです。また、気を付けなければ行けないのは女性だけでなく、男性を介して胎児への副作用が発生する可能性が完全には否定できない事から、妊活を行なっている男性にも注意と自制が必要です。